ラグビー大学選手権2019-2020優勝予想!全組合せ日程の勝敗予想と決勝に進むのはこの大学だ!【1月11日更新】2020年1月11日の第56回ラグビー大学選手権決勝は45-35で早稲田大学が優勝しました。(優勝予想的中!)

新国立競技場に11シーズンぶりの「荒ぶる」が響きわたりました。

荒ぶる

荒ぶる吹雪の逆巻くなかに

球蹴る我等は銀塊くだく

早稲田のラグビーは斯界になびき

いざゆけ我等がラグビーワセダ

ラ ラ ワセダ ラ ラ ワセダ ラ ラ ラ ラ ワセダ

作詞 小野田康一氏(大正12年卒OB)
作曲 早稲田大学音楽部

※「荒ぶる」とは、優勝した時にしか歌えない部歌。早稲田が狙うは、いつも「優勝」である象徴ともいえる。

目次

ラグビー大学選手権2019-2020優勝予想・結果

早稲田大学ラグビー蹴球部Twitter

この記事では、大学選手権全組合せの勝敗予想と注目の選手、優勝チームを大胆予想して、その結果を逐次追加しています。新国立競技場での早明戦リベンジとなった第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の全試合の結果や振り返りレビュー、メンバー発表を受けての予想展望なども随時更新しています。一緒に2019-2020のラグビー大学選手権を楽しみましょう!

(1月9日更新)1月9日に発表されたメンバー表を受けて、決勝戦の見どころや勝敗を分けるポイントについて、改めて解説しました。この記事で予想した通り「早明戦」となった決勝戦で勝つのはどちらの大学かの予想もしています。

※1月11日(土)ラグビー大学選手権決勝「明治vs早稲田」メンバー表

※(1月2日更新)1月2日に行われたラグビー大学選手権準決勝の結果を受けて、早稲田x天理、明治x東海大の試合のレビューと、早稲田x明治の決勝戦の見どころについてお話しています。

 

ラグビー大学選手権1回戦~3回戦予想と結果

12月1日、第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会への全出場校と組合せが決定した。決勝は来年2020年1月11日14時半から、新国立競技場で開催される。関東大学対抗戦の最終戦で全勝対決をした早稲田と明治が再び、戦うことが期待される。

新国立競技場の収容人数は6万8000人(最大8万人)と言われている。

その昔、早明戦は国立競技場で行われており、1982年には収容人数を超える6万6999人を動員した歴史を誇る。そういった意味では、新国立競技場を満席にするには早明戦が最適と思われるが、その一番の強敵となるのが関西大学リーグの天理大学だ。

天理大学の特徴は、真面目で固い、強い、痛い。筋肉ガチガチの選手がバンバン来るイメージだ。天理大学注目の選手はキャプテンの岡山仙治(4年FL)だ。彼の身体は鉄だと思うほどヤバイ。

それでは、早速、12月8日(日)の試合から、全組合せの勝敗予想を決勝までしていきたいと思う。各大学の特徴や注目の選手も一緒にご紹介していきます。

*終わった試合については、結果も併せて追記していきます。

朝日大vs九州共立大(12月8日)

朝日大vs九州共立大 公式試合結果レポート・スコア表

12月8日(日)13時から、東海・北陸・中部・四国代表の朝日大学と九州学生リーグ1部1位の九州共立大学が対戦する。

朝日大学はここ最近、非常に強くなっている。

朝日大学の卒業生にはトンガ代表になったシオネ・ヴァイラヌ選手(NO8)がいて、留学生も多い。

僕は、朝日大学が九州共立大学に勝と予想する。

※朝日大学が49対19で3回戦に進出しました。

関西学院大vs朝日大(12月15日)

関西学院vs朝日大 公式試合結果レポート・スコア表

勝ち進んだ朝日大学は、12月15日(日)12時から、関西大学リーグ3位の関西学院大学戦に臨む(大阪・花園ラグビー場)。

この対戦の予想は実は一番、難しい。そのくらい朝日大学には勢いがある。

順当に行けば、関西学院大学が勝ち進むと予想する。

※関西学院大vs朝日大は、38対19で関西学院大が勝利し、21日の明治戦に進みました。

 

同志社vs筑波(12月15日)

同志社vs筑波 公式試合結果レポート・スコア表

同じ12月15日(日)14時からは、関西大学リーグ2位の同志社大学と関東大学対抗戦4位の筑波大学が対戦する(大阪・花園ラグビー場)。

普通に考えれば、2位の同志社大学が勝つとするのだろうが、僕は筑波大が勝利すると予想する。

ワールドカップの優勝国予想で、0.5秒でオーストラリアと言った以上に自信がある(笑)

というのも、前回の記事で話したように、関東大学対抗戦のレベルがどんと上がっているからだ。

大学ラグビー選手権2019-2020日程と展望「東高西低」が問われる関西の大学ラグビー事情を解説

筑波大学の注目選手を挙げると、

卒業生である福岡堅樹選手の再来と言われている松永貫汰選手(2年FB/SH 大阪産業大学付属)、センターの岡崎航大選手(3年CTB、長崎北陽台)、そして、キャプテンの杉山優平選手(主将4年SH、大阪桐蔭)も素晴らしい。

筑波大学は、ゴール前のディフェンスがハンパ無い。

※同志社大vs筑波大は、17対48で筑波大学が勝利し、21日の東海大戦に進みました。

関西リーグが関東に勝てない理由はディフェンス

関西リーグがいまいち関東に勝てない理由はもうこれだと思います。ディフェンス、規律です。

関西リーグの大学もアタック力はあるのだが、星取表を見てもらえると分かると思うのだが、天理大学より下の大学は24対30幾つのようにノーガードの打ち合いだ。

言い方を変えるとバスケのようになっている。

同志社大学対近畿大学は、49対42と、まるでロースコアのバスケのような得点数だ。

つまりは、点を取ってナンボとなっていて、ディフェンスをちゃんとやっていない。それが、関西大学リーグがいまいち跳ねない理由だと思う。

大畑大介選手がいた頃の京都産業大学は凄く強かったが、規律をしっかりとやっていた。

関西の大学が関東の大学に勝にはディフェンスだ。

関東大学対抗戦では、49対42といった得点数は見たことがない。

いくら雨が降っているとはいえ、11月23日に行われた慶應義塾対早稲田の点数は17-10だった。

ワールドカップも最後の決勝トーナメントではロースコアだった。つまりはディフェンスなのだ。

ディフェンスをしっかり行う関東大学対抗戦とノーガードの打ち合いのような関西大学リーグの間的存在が、関東大学リーグ戦だ。

だから、結局、強いのは、ディフェンスをしっかりやって、規律(ディシプリン)をやっている関東大学対抗戦なのだ。

アタック力はどこも変わらないと思う。ボールを持ったら皆、強い。だが、ゴール前や、俗に言うペナルティでアドバンテージを取られた時でもディフェンスし続ける強さのある関東大学対抗戦は、こういった大会では強い。

日大vs京産大(12月15日)

日大vs京産大 公式試合結果レポート・スコア表

同じ12月15日の東京・秩父の宮ラグビー場では、14時から、関東大学リーグ2位の日本大学と関西大学リーグ4位の京都産業大学が激突する。

熱い戦いが予想されるが、日本大学が勝ち進むと予想したいと思う。

関西のチームを予想して欲しいと思っている方には厳しい言い方になるのだが、なかなか関東に勝てるような状況に今はなっていないんじゃないかと思う。

京都産業大学は、関西大学リーグの中で一番、ディフェンスをやるチームだし、関西学院大学や同志社よりも勝ってほしいのだが、今の、日本大学は勢いがあるので、難しいだろう。

対戦相手が日本大学では無かったら、勝てる可能性もあったかと思うが、今、勢いのある日本大学は止められないだろう。

※日大vs京産大は、24対19で日大が勝利しました。次、21日に早稲田大学と対戦します。

帝京大vs流経大(12月15日)

帝京vs流経 公式試合結果レポート・スコア表

同じく12月15日の東京・秩父の宮ラグビー場、12時からは、関東大学対抗戦3位の帝京大学と、関東大学リーグ3位の流通経済大学が対戦する。

ここは大変な試合が予想される。とういのも、2校はプレイスタイルが似ていて、留学生も入れながらFWDでガツガツやる特徴がある。今、若干、部があるのが流通経済大学だ。というのは、去年、流通経済大学付属柏高校が花園で千葉県初のベスト4となり、その選手たちが今年、流通経済大の1年となり、レギュラーとしてたくさん出場しているからだ。

あと、流通経済大学と言えば、日本代表のイシレリ選手の出身大学だから(笑)というのもある。

が、ここは期待も込めて、帝京大学が勝ち進むと予想する。

※帝京大vs流経大は、39対43で流経大が勝利して、次、21日の天理大戦に進みました。

ラグビー大学選手権3回戦 結果レビュー

・関西学院大38-19朝日大◎

・同志社大17-48筑波大◎

・京都産業大19-24日本大◎

・帝京大39-43流通経済大×

事前の予想結果は3勝1敗。一番、外れて欲しくなかった帝京大が負ける結果となりました。

「帝京大vs流経大」「日大vs京産大」「同支社vs筑波」の試合の振り返り解説と21日の準々決勝に向けての予想展望の動画を撮りました。参考にしていただければ幸いです。

「帝京x流経」勝負のポイント解説【動画】

日大x京産大・同志社x筑波レビュー解説【動画】

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これでベスト8が出揃ったことになる。

ラグビー大学選手権 準々決勝予想と結果(12月21日)

次の試合は、シード校が登場する12月21日(土)だ。

ここで勝ってベスト4となれば、チームで正月を迎えることができ、1月2日のNHK地上波放送で試合が生中継されることになる。

大学選手権で勝ち進んでチームで年を越せるのは、たった4チームだけなのだ。

ちなみに、去年は、我が母校の慶應義塾は、この21日に1点差で早稲田に負けてチームでの年越しはならなかった。あまりレフリーのことを悪く言いたくはないが、疑惑の判定からの、ラストワンプレーで逆転された曰付きの試合だった。

NHKBS1で2試合テレビ生中継!

21日の試合は地上波ではないもののNHKBS1で次の2試合が生中継される。

1.筑波vs東海大(12月21日12時05分~)

2.流経vs天理大(12月21日14時05分~)

準々決勝 予想展望と注目選手【動画】

先発メンバー発表を受けて、全4試合の予想展望と注目の選手についてまとめたので、ぜひ、参考にしていただきたいと思う。

ここからは、事前の僕の勝敗予想になります。19日に発表の先発メンバーリストも追加しているので参照頂ければ幸いです。

明治大学vs関西学院大学

明治vs関学 公式試合結果レポート・スコア表

関東大学対抗戦1位の明治大学は、12月21日14時05分から朝日大に勝つと予想した関西学院大学と戦う予定となる(東京・秩父の宮ラグビー場)。

が、明治の強さを止めることは出来ないだろう。

失礼な言い方になってしまうと思うが、50点くらいの大差がつく試合となる可能性がある。それぐらい今の明治はレベルが違う。

先発メンバー発表!明治優位、関学の踏ん張りに期待!

関西学院は先の朝日大戦とメンバーがほぼ一緒。4年でフルバックの奥谷友規選手と同じく4年でウィングの中孝裕選手の決定力に期待している。4年でNO8 の杉原立樹選手も素晴らしい突破力を朝日大戦で見せていた。

関西学院が1年間拘ってきたスクラムが明治大学にどこまで対抗できるかがまずは勝負のポイントとなってくる。フォワードの球際のジャッカルなどもうまいのでそういった良さを見せることができるのかどうか。ディフェンスが甘いと明治大学に粉砕される可能性大だ。

明治大学は、フォワードはベストメンバーを揃えてきた。

山村知也選手と山沢京平選手が欠場で、山沢選手は温存なのかとも思ったりもしている。

先発スタンドオフとなった1年で桐生第一出身の齋藤誉哉選手の活躍も見どころだ。

リザーブ陣も贅沢で、キャプテンHOの武井君がいなければ、どの大学でもレギュラーだろと思わせる力を持つ松岡賢太選手やポテンシャルを見せてくれた高橋広大選手の活躍が見たいところだ。点差が離れる試合となれば、後半にリザーブ陣が投入される場面があるのではと予想しているので、その点も楽しみにしていただければと思う。

明治優位は揺らぎ無いが、関西学院がどこまで踏ん張れるか、スクラムやジャッカルがどこまで明治に通用するかが勝負のポイントとなるだろう。

※明治vs関学は明治大学が22対14の僅差で勝利しました。

東海大学vs筑波大学

東海vs筑波 公式試合結果レポート・スコア表

12時05分からは、関東大学リーグ1位の東海大学が、同志社を下すと予想する筑波大学と対戦する(東京・秩父の宮ラグビー場)。

ここが多分、一番の山となるだろう。普通に考えたら東海大学が勝つと言うだろうが、僕は筑波大学の勝利を予想する。

筑波大学はディフェンスが凄い。

東海大学は語弊を無くしていうと、個々の能力が高い個人が強いチームだ。

東海大学の強さは実はモールなのだが、ファンなら分かってくれると思うんですが、モールが強いのに本番の試合になるとなぜかモールをせずにボールを回したりキックしたりしてしまう。なぜなのかといつも不思議に思う。

もし、東海大学の強さであるモールに拘った試合運びをするなら(今年は拘っている気もするが)、東海大学の勝利を予想しても良いのだろうが、本来なら対戦相手の場所には母校である慶應大学がいて欲しかったので、その想いも込めて筑波大学と予想する。

東海大学の強さの秘密とは?【動画】

東海大学も優勝する可能性はもちろんある。

東海大学は1998年に木村季由(ひでゆき)監督が率いており、就任翌年の1999年には関東大学リーグ2部の1位となり入れ替え戦で勝利して1部に昇格、その後、2007年には1部で1位となり、2009年、2015年、2016年と大学選手権の決勝まで進むも、いずれも帝京大に敗れ準優勝となっている。

日本代表となったリーチマイケルをはじめ、社会人トップリーグで活躍する選手を多数輩出している今や強豪校で、チームスタイルは隙が無くバランス良い「無冠の帝王」なのだ。

今年の注目選手としては、4年で主将の眞野泰地(SO/CTB)、1年でフランカーとNO8をこなすナサミラ・レキマ、3年でウィング/フルバックの杉山祐太、そして、2年でスタンドオフの丸山凛太朗と目白押しだ。

メンバー表を見て筑波勝利の予想が揺らぐ・・・

9日発表されたメンバーを見て、当初の筑波大勝利の予想が揺らいでいる。

というのも、東海大は2年でウイングの望月裕貴選手がスタメン復帰をしているのだ。

そして、眞野泰地選手がスタンドオフからセンターに戻り、丸山凛太朗選手がスタントオフのポジションとなっている。東海大は完成型と思われるほどのベストメンバーで筑波と激突する。

強力東海大メンバーに真面目で愚直なディフェンスの筑波がどこまで耐えることができるのか、大学選手権準々決勝一の盛り上がりを見せる試合となることは必至だ。

※筑波vs東海大は3対24で東海大が勝利し、1月2日の準決勝に進みました。

 

早稲田大学vs日本大学

早稲田vs日大 公式試合結果レポート・スコア表

同じ12月21日12時05分の大阪・花園ラグビー場では、関東大学対抗戦2位の早稲田大学が、京都産業大学に勝利すると予想する日本大学が激突する予定だ。

早稲田的には、ここは仮想明治大学の試合となる。

そういった意味で、早稲田は研究をしてくるだろうし、早稲田の朗報としてはセンターの中野将伍選手(4年CTB、東筑)が多分、怪我から復帰する。186㎝の身長なのに、センターで足は速いし強いしで凄い選手が帰ってくる。

先日の早明戦では、jsportsのカメラが、同じく怪我で欠場の相良昌彦選手(1年FL、早稲田実業)と中野将伍選手が並んで座っている姿を捉えていたが、「次の試合は出るぞ」というオーラが漲っていた。

この試合、日大も強いのだが、早稲田の勝利を予想する。

先発メンバー表 早稲田有利、日大のFWDに期待!

早稲田は1年フランカーの相良昌彦君が怪我から復帰となったが、4年センターの中野将吾君の名前は無く、間に合わなかったのだろうか。とはいえ、センタースタメンとなった吉村紘君は1年ながら東福岡出身で、十分活躍が期待できる。そのほかのメンバーは堅いレギュラー陣となっている。

日大は先の京産大とメンバーは一緒で、「俺達はこれだ!」というベストメンバーを揃えてきた。2年でNO8のハラシリ選手の爆発に期待している。

早稲田有利は揺るがないものの、日大のフォワードに期待をしたい。

※早稲田vs日大は、57対14で早稲田が勝利しました。次戦は天理大学と決勝進出をかけて戦います。

早稲田大学ラグビー部はなぜずっと強いのか?【動画】

大学選手権優勝からは暫く遠ざかっているものの明らかな低迷期もなくいつも強い早稲田の秘密はどこにあるのか?「ラグビー偏差値」「知的頭脳集団」をキーワードに強さの秘密を4つに分けて解説しています。

1.大西鐵之祐元監督をはじめとする優秀な指導者達が築き上げた早稲田ラグビー文化

2.これぞ大学ラグビーの醍醐味と思わせる人材よりも戦略・戦術を大事にしてきた文化

3.ラガーマンの前に「人として」の徹底した教え

4.いつだって狙うは「優勝」のみ!『荒ぶる』という存在

天理大学vs流通経済大学

天理vs流経の公式試合レポート・スコア表はこちらから

その花園では、14時から、関西大学リーグ1位の天理大学の試合となる。

対戦相手は、流通経済大学を下すと予想する帝京大学だ。

昨年、帝京大学の10連覇を阻んだのがこの天理大学である。

帝京大学の為だけに1つの動画を撮るくらい愛している帝京なので、「帝京」と予想したいのだが、ここは泣く泣く天理の勝利を予想する。

今年の完成度で言うと、帝京はここまでだろう。そのくらい天理は仕上がっていると言える。

天理大学は昨年、明治大学に敗れ準優勝止まりで、まだ大学選手権優勝はないので意気込みは相当なものだろう。

天理大学の注目選手を挙げると、昨年の準決勝でトライ後にポーズを決めて問題となったシオサイア・フィフィタ(3年CTB、日本航空石川)、

フランカーの岡山仙治選手(4年FL、石見智翠館)

スクラムハーフとスタンドオフは去年から出ている藤原忍(3年SH、日本航空石川)と松永拓朗(3年SO、大阪産業大学付属)

この2人のコンビもハンパ無い。

あと、何よりも天理大学の選手は全員タックルが凄い。

先程、関西大学リーグが強くなるためにはディフェンスと言ったが、天理大学だけは突破していてディフェンスがハンパ無い。スクラムも強い。

メンバー発表!強い固いの天理に挑む流経!

天理大学のメンバーを見てまず思うのが、敵だったら明治よりも試合をしたくないということ。それほど、天理大のメンバーは半端ない選手が揃っている。流経大は15日の帝京戦とメンバーがほぼ一緒で、大活躍を見せたSO柳田とCTB土居の1年コンビ、ウィングのブルアに加えて、キャプテンのNO8積選手、粥塚君のジャッカルを見せることができるのか、帝京戦のようなディフェンスだと天理大に圧倒される恐れがあるが、良い試合となることを期待している。天理の唯一の弱点はスクラムなので、そのあたりも見ものだ。

「関西の虎」大学選手権初優勝なるか?【動画】

昨年度、完成された強さを誇るチームを築きながらも決勝で明治大学に敗れた天理大の今年は、序盤、戦力ダウンが噂されましたが、関西リーグでは圧倒的強さで4連覇を果たしています。新たに初優勝を目指す今年の天理大の強さの秘密と、これまでの歴史について、動画を撮りました。参考に指定ただければ幸いです。

ラグビー大学選手権準々決勝 結果レビュー

・明治大学22-14関西学院大学

・東海大学24-3筑波大学

・早稲田大学57-14日本大学

・天理大学58-28流通経済大学

どれも素晴らしい試合で、興奮冷めやらぬうちに試合結果のレビューをしていきたいと思います。

一気に4試合レビューではなくて、1月2日の準決勝で戦うカードという形で2校づつレビューをしていこうと思います。

明治x関学・東海x筑波レビュー【動画】

まずは明治対関西学院戦ですが、おいおい聞いてないよ~~、みたいな展開となりました。関西学院大学、素晴らしい試合を本当、ありがとうございました。この結果にはびっくりです。下手したら50点差つくぞと予想していて、本当、もう予想やめようかなと思うぐらいでした。

たぶん、明治ファンの方はやきもきというか、なんだよ、みたいな感じかと思うんですが、そのくらい関西学院大学のできが素晴らしい試合でした。だって、関西リーグの予選時に、天理相手に12対75で負けてるんですからね。これまでも何試合が見させていただきましたが、今日は全然違うチームでした。

学生スポーツの恐ろしさを感じましたね。

予選から大学選手権に勝ち上がる度にどんどん強くなっていく、というのが学生ラグビーの醍醐味で、まさにそれを体現してくれたのが、今日の関西学院でした。予選とは全然、別モノのチームになっていたのと、相手の明治大学をめちゃめちゃ研究していました。

東海対筑波は、東海大の強さが際立った試合でした。

ワールドカップの日本対南アフリカ戦をちょっと思い出しました。万全の体制の筑波と東海大の試合を見たかったな~というのが正直なところです。筑波はスタンドオフの島田悠平選手とセンターの岡崎航大選手の怪我が結構、響いていたなあ、と思います。

早稲田x日大・天理x流経レビュー【動画】

 

今回1番の番狂わせとなったサンドイッチ事件から復活した日大が、関東リーグ戦2位となって大学選手権に進み、京産大に競り勝ちベスト8に進んで話題となりましたが、そのため、早稲田対日大のバリバリの関東勢同志なのに花園でやることになりましたが、とても見ごたえのある試合でした。

日大に勝利した早稲田については、先に紹介した早稲田大学ラグビー部はなぜずっと強いのか?【動画】で話したことを思いっきり感じた試合となりました。

天理対流経大の試合を観ながら真っ先に思いついちゃったのが、今年の大学選手権に入ってからの流通経済大学のキャッチコピーです。昔、そういった仕事をやっていたもので、すぐキャッチコピーとかサブコピーを書いてしまうんです。

流通経済大学のキャッチコピー、特に大学選手権に入ってからはこれだなと。

「取られても取り返す!!倍返しだ!!!」by 流経大・半沢直樹 みたいな感じなんですけど、

先週の帝京戦もノーガードの打ち合いだったし、今回もポンポンと天理が2トライ取った時はワンサイドゲームになるのかと思ったら、そこから奪い返して、前半は流経大が勝って折り返すという恐ろしい攻撃力を見せてくれました。

「トライ取られても、その倍、取り返そうぜ」というのが今年の流経大のラグビーだったんじゃないでしょうか。ですが、帝京に対しては突破できましたが、天理には通用しなかったですね。

これに関しては、天理はこれが初戦で体力MAX、流経大は先週、帝京とノーガードの打ち合いで、ボロボロになって臨んだわけで、体力の面もあるんですが、最終的にはフィットネスで、後半残り15分か20分ぐらいから、流経は足が止まってしまっていましたが、あれが続いていれば、どうなっていたかなという感じもします。

でもこの経験をして、流経大は来年、この試合をしていたら続かないぞ、ということを理解していると思うので、如何にして失点を少なくするかというのが、流経大の来年の戦い方になるんじゃないかと思います。

が、見てて気持ちのいい試合でした。もっともっと強くなる素地があるので、来年の流経大に期待です。

ラグビー大学選手権 準決勝予想と結果(1月2日)

1月2日はみんな餅を食べているどころではない試合が待っている。

NHKテレビ地上波で準決勝2試合生中継!

ラグビー大学選手権の準決勝はNHK総合地上波で、12時15分から2試合とも生中継される。

僕は毎年、12時から4時まで、NHK総合で生中継されている準決勝2試合を1人で観ている。家族からは、正月なのに家族と過ごさないので、何なんだろうと思われているが、毎年のことで、さすがに理解してくれ始めてきたようだ。

早稲田大学x天理大学

東京・秩父の宮ラグビー場で12時20分から、早稲田大学と天理大学が戦う。

早稲田対天理は、早稲田の勝利を予想する。

ここは先の動画で、天理大学の小松監督が話していたように、関西大学リーグの底上げが無い限り、今の早稲田と明治に天理大学は勝てないだろうと思う。

春から、切磋琢磨するライバルを身近に作っておかないと、大学選手権のような大事な試合の時に差が出るんじゃないかと思うからだ。

とはいうものの、何度も言いますが、先のワールドカップ優勝国予想では、オーストラリアを予想した三浦です。外れる可能性はデカイです(笑)

早稲田大学x天理大学は52-14で早稲田大学が勝利しました。

12番センター(CTB)の中野将伍選手が復帰!覚醒した早稲田大学が天理大学に大勝する結果となりました。

明治大学x東海大学

14時10分からは、明治大学と筑波東海大学が対戦する。

関東対抗戦に於いても筑波は明治大学に対して頑張っており、対策を練ってくるだろうが、今の明治は止められないだろう。明治大学が決勝に進出すると予想する。

大学選手権準決勝 見どころ予想【動画】

先の大学選手権準々決勝のレビューをした後で、改めて1月2日の準決勝の戦いの見どころと展望予想を動画に撮りました。

今年はワールドカップ日本大会があって、大学ラグビーは普段とは違うスケジュールで大変なこともあったと思います。

いろんな意味で、日本のラグビーの転換期なる今年、素晴らしい4校が大学選手権で勝ち上がってきました。蓋を開けてみたらシード校じゃないかというのもありますが、ここに来るまで様々なドラマがあり楽しませてくれた1年でした。

1月2日もそれにふさわしい試合になるであろうと三浦ならではの見どころをお話しています。お正月、皆様が少しでも楽しい時を過ごしてくれる参考にしていただければ幸いです。

ラグビー大学選手権準決勝 結果レビュー

◎早稲田52-14天理

◎明治29-10東海大

ラグビー大学選手権 決勝予想(1月11日)

そして、いよいよ1月11日14時半から、新国立競技場で決勝戦が行われます。

決勝は、明治大学と早稲田大学の早明戦となることを予想します。

そして、ずばり、ラグビー大学選手権で優勝するのは、早稲田です。

大体、過去、観て来た中で、こういう流れの時に早稲田は勝つんです。

もし、準決勝で、天理大学が早稲田に勝利し、決勝に行ったとすると、優勝は明治です。

そのくらい、今年の明治に勝てるのは早稲田しかいない。

早稲田が日本大学、天理大学と、厳しい戦を勝ち抜けて決勝に行ったとすると、明治に勝つ可能性が出てくると思うので、期待を込めて早稲田の優勝を予想します。

今回の対抗戦で、早稲田は本当に勉強したと思う。

明治大学は、スタイルを変えることなく、そのまんまで来ると思う。

だけど、早稲田は、対抗戦で1回やられているので、今度は優勝まで行くのではないか。

僕の予想が全部外れて、東海大学が筑波大学に勝ったとしても明治には勝てないだろう。

東海大学も天理大学も明治大学とラグビーのスタイルがどちらかというと似ている中、早稲田だけが違う。

王者の明治大学に勝てる唯一の大学が早稲田しかない、その期待を込めて早稲田の優勝を予想する。

大体、希望でいつも予想しているだが、今の明治大学に勝てるのは、早稲田のクレバーで、岸岡智樹選手(4年SO)と斉藤直人選手(4年SH)がゲームプランをしながら、もっと河瀬諒介選手(2年WTB/FB)やセンターの長田智希選手(2年CTB)や中西亮太朗選手(2年CTB)、ウィングの古賀由教選手(3年WTB)や桑山淳生選手(4年WTB)やフォワードの選手がもっともっと前に出るというラグビーをすること、前回の早明戦よりも百倍ボールを回して、明治大学の選手を疲れさせて、走りまくって、という試合をしない限り、真正面で戦って勝てる相手ではない。

明治大学の橋本龍雅選手(3年LO)、坂和樹選手(4年NO8)、そして、安昌豪選手(4年PR)。

先日の早明戦のjsportsの解説で、明治大学の前キャプテン福田健太選手が話していたのだが、フィットネスの練習で例えば、長距離走をやると、福田選手を始めバックスの選手が早いものなのだが、その福田選手がパッと横を見ると、安選手がいるのだそう。

そして、坂選手と言えば、ただのウェイトオタクで、趣味がウェイトとのこと。

ロックの片倉康瑛選手は、ただのラインアウトオタクだそうで、他の大学のラインアウトの部分の動画だけを後輩に抜粋させて、ずっと見ているのだそう。そんな選手たちのいる明治大学に勝てる大学があるんですか、と言いたいところなのだが、その明治大学の強さをとことんまで知っている早稲田以外、今年の明治大学に勝てるチームはない。

というのが僕の予想でございます。

素敵なラグビーを見たい、いい試合を観たいなと思った時の素直な感想なので、賛否両論あると思いますが、大学選手権を楽しんで行こうかなと思います。

ラグビー大学選手権優勝校予想アンケート企画

YouTubeの機能でアンケートを使うことができるようになったので、ラグビー大学選手権の優勝校をぜひ、予想してみてください。

・明治大学

・早稲田大学

・天理大学

・東海大学

・その他の大学

の5択となっています。

さすがに優勝校は、シード校のいずれかになる可能性が高いと思うので。

ぜひ、気軽に参加していただければ幸いです。

ラグビー大学選手権優勝校予想アンケート