「学生ラグビーとは4年部員のものなのだ」黒黄のフランカーが確かめさせてくれたこと。今年の我が母校慶應は22年ぶりに大学選手権を逃す辛いシーズンとなったが、

11月30日の最後の帝京戦では【29対24】と9年ぶりの勝利を挙げてくれた。

その試合で素晴らしい力を発揮してくれたのが、僕が大好きな副将の川合秀和くんだった。

栗原主将が不調な中、川合くんは文字通り「体を張って」チームを引っ張ってくれました。

最後の彼のスピーチは涙無くしては聞けなかった。

我々には全く見えない、辛い苦しいことの多い1年だったと思いますが、本当に頑張ってくれました。

そんな中、

ラグビージャーナリストの藤島さんの素敵な記事に、またあの感動が蘇りました。

藤島さんのこの表現が震えた。。。

 

あらためて学生ラグビーとは、大学当局でも、監督でも、OB会でもなく、4年部員のものなのだ。黒黄のジャージィのフランカーがそのことを確かめさせてくれた。指導者は「次」でなく「いまここにいる4年生」を勝たせるために人格のすべてを捧げなくてはいけない。短い射程では、戦力の厚くなる数年後をにらんでメンバー構成したほうが成功するかもしれない。しかし、50年、100年と続くクラブの歴史においては「いまここで勝とうと全力を尽くす」純粋な態度のみが伝統となる。レギュラー争いは冷徹な実力の競争で決まる。結果、先発が1、2年生ばかりになっても、それは自然だ。ただ控えの4年部員が「私たちは大切にしてもらった」と思えるかは問われる。大切にしてもらった人間だけが後進とクラブを大切にできるからである。

【藤島大コラム】大学ラグビー

 

・・・(涙) こういう指導者が増えて欲しい。

シーズン半ばで結果が見えだし、今年の結果がイマイチだとその年を捨てて来季に向け1・2年を使う指導者が多い。

今年は結果が出なかったけど、来年結果を出そう、、って。

やっぱ、それは違うと思う。

4年生に取っては最後の1年なんだ。

藤島さん、、素敵な記事、ありがとうございます。

感動しました。