まさかこんなにラグビーが好きになる日が来るとは思ってもいませんでした。
2020年1月12日(日)のラグビートップリーグ開幕日、
・稲垣啓太
・堀江翔太
・坂手淳史
・ヴァルアサエリ愛
・福岡堅樹
・ラピース・ラブスカフニ
「パナソニック対クボタ(熊谷ラグビー場)」
それまでテレビで何度見たであろう選手たちが、肉眼で観れる距離にいることに興奮を覚え、
いざ試合が始まれば、
体感したことのない、生での選手たちのタックルのぶつかり合いの音に衝撃を感じ、
ファンの期待に応えて見事な2トライを見せてくれた福岡堅樹選手、
彼がボールを持ち走り出すとともに、観客席は一丸となって大声でトライの瞬間を共有し、
初のラグビー生観戦は、あっと言う間にその80分が過ぎてしまいました。
こんな楽しい経験をこれまで知らないでいたなんて、なんて人生を無駄にしていたんだろう。
そんな風に思ってしまうほど、気が付けばラグビーを好きになっていました。
ついこの間、昨年の8月頃には、
上記に上げた日本人選手は勿論のこと、
リーチマイケルも誰だかわからず、
「そうそう、来月から日本でラグビーワールドカップをやるんでしたよね。
でも全然、盛り上がってないですよね~」
なんて失礼なことを言っていたぐらいです。
はい、現在、絶賛の「ラグビーにわかファン」状態のスタッフです。
当時を振り返ってみると、
ラグビーワールドカップに向けて、ムードを盛り上げようと、
TBSの日曜夜21時からのドラマでは
大泉洋主演の「ノーサイド・ゲーム」
が放送されていましたが、
ラグビーのポジションのスクラムハーフとスタンドオフの違いも分からないまま観ていました(それでも十分、感動できたけど)。
ポジションの違いを含め、ラグビーの知識はすべて、
こっそり、この「三浦孝偉の部屋」で吸収させて頂きました。
そして、もう一つ、「三浦孝偉の部屋」では、
ルールや試合の解説だけでなく、
選手1人1人にフォーカスした話があり、
それを聞くにつけて、ラグビー選手のことがどんどんと好きになっていきました。
例えば、今となっては懐かしの回になりますが、
「笑わない男」として人気になった
日本代表の稲垣啓太選手紹介の回では、出身大学の話が出てきます。
稲垣啓太選手は、関東学院大学出身なのですが、
今年、大学ラグビーを沸かせたのが、早稲田大学と明治大学、
その前は、9連覇を成し遂げた帝京大学の時代がありました。
関東学院大学は、その帝京の前の時代に、
大学ラグビーを引っ張っていた存在だったとのこと。
「稲垣選手は、その生き残りだからこそ、思い入れが深い」
こんな話、普通には聞けないですよね。
その動画がこちら、
「三浦孝偉の部屋」の解説を聞きながら、
ラグビーワールドカップを楽しまれた方は、
きっと何倍も日本代表選手のことが、
そして、ラグビーのことが好きになっていたことと思います。
ラグビーワールドカップが終わった後は、
例にもれず「ラグビーロス」の毎日を送ることに。
その間も、「三浦孝偉の部屋」で、
ラグビー大学選手権、そして、
「花園」全国高校ラグビー大会に夢中になり、
そして待ってました!
トップリーグ開幕の1月12日(日)。
ビジネス仲間の方がチケットを持っているとのことで、
なんと、開幕戦の「パナソニック対クボタ」の試合を、
熊谷ラグビー場で生観戦できることとなりました。
その時の感動は冒頭に書いた通りなのですが、
生の目で見るラグビーは、
それまでのテレビ観戦とは全く違った魅力に溢れていました。
いつしか、ラグビー観戦をすることが、
私の平凡な毎日のとっておきの楽しみとなっていました。
そのことに気づいたのは、
コロナウィルスの影響からのトップリーグ第7節・8節の延期です。
今週末はどんなぶつかり合いに戦いが繰り広げられるのか、
そして、「三浦孝偉の部屋」でどういう風に解説されるのか、
その楽しみを奪われて、始めて、ラグビーへの思いに気づくこととなりました。
にわかファンながら、本当に残念でなりません。
でも、一番つらいのは、試合のできない選手たちであり、その関係者の方たちだと思います。
再開のあかつきには、絶対、またスタジアムに出向いて応援するんだ!!
その日が1日も早くくることを楽しみに今日も仕事に励みたいと思います。