「キャプテンなのに試合に出れない……」
これ、本当に辛いことです。
今期の早稲田ラグビーの部の佐藤真吾主将は正にそれを体現しておりました。
早稲田大学はスポーツ推薦で全国の優秀な選手が集まるのはもちろん、
「早稲田でラグビーをやりたい!」
という学生は多く、しっかりと受験して早稲田でラグビーを続ける。
僕の母校慶應もいました。そういう学生は。
(わざわざ一浪してる人もいます)
だけど、そこはまだ学生スポーツ。
最初からサラブレッドよりも
「努力してレギュラーの座を掴んだ人」
の方が、部員全員の気持ちが分かるということで
キャプテンに選ばれることは多々あります。
佐藤選手はその地道な努力で2年生からレギュラーを取り
前監督山下大悟さんから
「キャプテンをやってくれ」
と言われ、戸惑いながらも決意をしたそうです。
ですが、若くてイキのいい選手にレギュラーの座を奪われる……
これは本当に辛いっす。
やはり練習だけでなく試合で体を張ってチームを引っ張りたいと思うのがキャプテン。
特にラグビーなんて体をキャプテンが張れば張るほど
他の選手は盛り上がりまくる。
明治大学との決勝戦で見せた天理大学の島根キャプテンとか、
なんつうか
「THE キャプテン」
という感じがした。
だから僕は痛いほど佐藤選手の気持ちが分かるし
彼の気持ちを思うと泣きそうになる。
それでも声を上げて応援している姿。
残り10分程度で交代になるも
10分じゃなかなか・・・ねえ。。。
そんな中、腐らずに最後まで本当に立派な素敵なキャプテンだったと思います。
彼は、社会人では続けないそうです。
ラグビーは卒業し、第一志望の総合商社で
新たなチャレンジが始まります。
(写真:早稲田大学ラグビー蹴球部ホームページより)
絶対に成功するっしょ
この特に4年生のキャプテン、、
しかも試合に出れなかった経験は彼をマジで強くしたと思う。
頑張って欲しいです。
ではでは