【サントリーサンゴリアス】日本代表メンバーと注目外国人選手!にわかオススメ「展開ラグビー」を楽しもう!ラグビーワールドカップをきっかけにトップリーグに興味を持った方向けに、この記事では、サントリーサンゴリアスのチームにはどんな日本人代表メンバーがいるのか、チームの特徴、気になる注目の外国人選手についてご紹介しています。

ちょっと知識を入れれば、ラグビーの試合観戦はもっともっと楽しくなります!

サントリーのチームは、ラグビーを観に行きたいけど、どのチームがいいのか迷っているにわかファンの方にオススメのチームです。サントリーは日本代表選手も多く、プレースタイルも楽しめる展開ラグビーなので、ラグビー観戦の入り口としておススメできるチームです。

サントリーサンゴリアスはどんなチーム?

基本情報

クラブカラー 黄色
愛称 サンゴリアス
創設年 1980年
本拠地 東京都府中市
監督 ミルトン・ヘイグ(NZ)
主将 流大(SH)
主な戦績 トップリーグ2連覇(2011~12年、2016~17年)
昨年度(2018-2019) 神戸製鋼に敗れ3連覇ならず

ワールドカップでニュージーランドに勝利したイングランドを率いていたエディー・ジョーンズ監督が、今季のサントリーのコンサルタントになるというニュースも飛び込んできました!あの方がコンサルタントで収まるわけはなく、絶対にクビを突っ込んでくるかとが容易に想像できます。

今年のサントリーがどんな活躍を見せてくれるのかますます楽しみです。

そして、基本情報のクラブカラーが黄色なのですが、何故だか分かりますでしょうか。
その答えば「ビール」です!!サントリービールの黄色ということのようです。

マスコットはゴリラで、
タフネス、テンダー、スピリチュアルを象徴しているとのこと。

サントリーは「常勝軍団」と呼ばれていて、その戦績は素晴らしい歴史の積み重ねとなっています。

近年の成績で言うと、

2011-12年度と2012-13年度でトップリーグ2連覇、中でも、12-13年度はトップリーグ初となる予選リーグ、プレーオフを通しての全勝15連勝で優勝を達成しています。

2016-17年、2017-18年度に再び2連覇を遂げ、昨年の2018-19年度は3連覇を狙っていましたが、先の動画でご紹介した神戸製鋼に敗れて2位止まりとなりました。

今季は敗れた神戸製鋼に巻き返しを図るべく、鼻息荒いサントリーが楽しめます!

そして、チームの活躍の裏には監督の姿ありで、昔の気合や根性論だけではなく、近年のラグビーでは、頭脳や知的さ、戦略や戦術が勝利には必須で、そうなると監督が、とても重要になってきます。

監督には何億円という額を払っていることからもその重要性がご理解いただけるかと思います。戦略だけでなく、如何に選手が付いてきたくなる人間力を持った監督であるかも重要です。

これまでの節目には、8位から2位へと躍進のきっかけとなった清宮克幸監督(2006~2010年)、その後継でトップリーグ優勝を飾ったエディー・ジョーンズ監督(2010~2012年)、2連覇を達成した沢木敬介監督(2016~2019年)などがいらっしゃいます。

沢木敬介監督の後をついで、今季から新しく監督となったミルトン・ヘイグ体制のサントリーも見逃せません。

サントリーのプレースタイルとは?

サントリーのマスコットはゴリラなのですが、ゴリラのイメージとは違って、サントリーのプレースタイルは、楽しい展開ラグビーです。

つまりは、トップリーグ1キックを蹴らないチームと言えます。

だから見ている方は楽しく、それ故、ラグビーにわかファンの方に特におすすめのチームです。

トップリーグは気になるけど、まだどのチームが好きというのもない、どのチームがいいの?という場合は、サントリーの試合を観ることをおすすめします。

サントリーのラグビースタイルは、「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」と言われています。

神戸製鋼もアタッキングラグビーなのですが、縦へ抜けるイメージなのに比べて、サントリーは右から左へと展開するラグビーが楽しめます。

サントリーの選手はフィットネスが半端ないので、後半20分頃に相手チームの体力が無くなったなら、もうワンサイドゲームになること間違いなしです。

サントリーの日本代表メンバーは誰?

昨年のワールドカップで日本代表となったサントリーの選手がこちらの5名になります。日本代表の中でもバックス陣の中心人物が多いのがサントリーの特徴です。

流大(SH)

流大選手は、ラグビーワールドカップで、ご存じ、9番スクラムハーフ(SH)として全試合スタメン出場した選手です。サントリーでは、2016年から主将を務めていて、今年は、外国人注目選手であるマット・ギタウ選手、ショーン・マクマーン選手の3人で共同主将となっています。

中村亮土(CTB)


中村亮土選手は、日本代表に選出される選手でありながら、サントリーではプロ契約ではなく社員として働いています。つまりは昼はビールの営業を行っています。そして、夕方から夜に練習をしているといった具合です。

ちゃんとビジネスとラグビーを成立させようという考えてで、学生で言う文武両道に通じるものがあります。

僕が、サントリーや神戸製鋼、パナソニックには頭が上がらないと思うのは、これらの企業はラグビーが低迷しているときもずっとスポンサーでお金を出し続けてくれていたことです。

そのおかげで、ラグビーはぎりぎり成り立つことができていて、だからこその昨年の日本代表の活躍に繋がることもできたんです。

チームは無いものの、大正製薬も同様に日本ラグビーのためにスポンサーとして支えて来てくれた企業になります。

タックル!

松島幸太朗(FB)


僕がワールドカップ中に思ったのは、松島選手が凄く大人だったなということです。

というのも、松島選手はトップリーグの中で、一番相手選手の胸倉をつかんで喧嘩を始める代表選手だったりします。そのくらい、やる気が本気で強気なのですが、その仲裁に入るのが流選手だったりしました。

トップリーグではそういった、ワールドカップとは少し違った松島選手のプレーが楽しめるかもしれません。

松島選手は、ワールドカップでのポジションはウィング(WTB)でしたが、フルバック(FB)に拘りをもった選手なので、トップリーグでは本来のFBの松島選手が楽しめるかもしれません。

そして、松島幸太朗選手は、今季が終わった後、フランスの強豪であるASMクレルモン・オーヴェルニュへの移籍が正式に発表されました。

ツイヘンドリック(FL)


ツイヘンドリックは、残念ながらワールドカップでは出場の機会が少なかったのですが、出た時は、パワー有り余るし、流れを変えるし、タックルもやるしとの活躍を見せてくれた選手です。

北出卓也(HO)


トップリーグの楽しみは、北出選手もそうですが、ワールドカップで出場の機会があまりなかった選手のパワー有り余る姿や活躍が期待できるということです。

まあその相手が、日本代表の堀江選手(パナソニック)とかになるんですけどね。

サントリーの海外注目選手

マット・ギタウ(SO)

先の動画でお話していますが、ニュージーランドを代表するスタンドオフ(SO)が神戸製鋼のダンカーターとしたら、オーストラリアを代表するスタンドオフ(SO)は、マット・ギタウ選手(SO/CTB・共同キャプテン)です。サントリーになぜかいます笑

マット・ギタウ選手のオーストラリアでの代表キャップはなんと103を数えます。

キャップというのは、代表として1試合でると1点が付く仕組みとなっています。つまりマット・ギタウ選手は100試合出ている、ということです。このマット・ギタウ選手が、サントリーでスクラムハーフ(SH)の流大選手とコンビをくむのです。

流大選手からマット・ギタウ選手に渡されたボールは中村亮土へ行き、そこが抜けると、松島幸太朗にパスするわけです。もうトライしかみえないですよね。

先ほどご紹介した「アグレッシブアタッキングラグビー」が観れるといった具合です。

・サム・ケレビ(CTB・AU)

・ショーン・マクマーン(FL・AU)共同キャプテン

【サントリーサンゴリアス】チーム紹介動画