今季のトップリーグ2020の魅力は世界中のスーパープレーヤーが集まっていることですが、魅力的な選手があまりに多すぎて「注目の外国人選手」を聞かれても答えられないほどでした。
ですが、トップリーグの試合をもっともっと楽しんでもらうべく、第3節まで観たところでのオススメ外国人選手ベスト10を選んでみました。
本当、悩みに悩みまくりましたが、「外国人選手」縛りで選んだ10選手をランキング形式で発表します。
まずは第10位から6位までの5人の選手をご紹介します。
第4節以降のトップリーグ試合観戦の参考にしていただければ幸いです!
目次
外国人選手ベスト10【トップリーグ2020第3節まで観て】
いやホント悩みました。
「第3節まで観た」というところも重要なので、トップリーグをご覧の皆様だったら、誰を選ぶか併せて考えてみてもらえたらと思います。
10位:マイケル・リトル(三菱重工)CTB
ラグビーマガジン5月号、本日発売。疾走するマイケル・リトルが表紙です。https://t.co/KOjquYcZnW#ラグビーマガジン5月号 #本日発売 #マイケル・リトル走る! pic.twitter.com/mojN8Rm1CD
— ラグビーリパブリック (@RUGBY_REPUBLIC) March 24, 2019
いきなり、みなさん、知らない選手でしょうか。
1993/03/14生まれ(26才)
身長/体重:183cm/90kg
僕も実はそんなに知らない選手だったんですが、トップリーグを観て一気に好きになりました。
彼は、イタリア生まれのニュージランド育ちで現在、26歳。ポジションはセンター。
父親のウォルター氏もラグビー選手で、ニュージーランドの元代表。
父親がラグビー選手として三洋電機に2年間在籍していたことがあり、その時、小学生だったマイケル・リトル選手は、群馬県太田市に住んでいて、地元の大泉町立西小学校に通っていたんです。
幼少時代の日本での体験もあって、日本には馴染みがあるようで、トップリーグで活躍してくれているのは嬉しい限りです。
強いし速いし、運動量も半端なく、日本人選手のように愚直にプレーをする選手です。
パーマのかかったロン毛の選手で、試合が始まる前に髪を結ぶというのがルーティーンみたいになっているんですよね。
彼はサンウルブズでも大活躍の選手なんですが、サンウルブズの方はおっかけてなくて、あまりコメントできずに申し訳ないです。
三菱重工は第3節終わって、まだ1勝もできてないんですけど、なんとかマイケル・リトル選手の活躍で勝利を手にしてもらいたいです。
9位:デアリエンディ(パナソニック)CTB
今トライしたデアリエンディは、来年、日本のパナソニックワイルドナイツでプレイ予定ですよ pic.twitter.com/TESt8T8lPv
— すみす (@smismis2929) October 27, 2019
名前:ダミアン・デアリエンディ
出身:南アフリカ代表
生年月日:1991/11/25(28才)
身長/体重:190cm/105kg
ディアリエンディ選手については皆様、ご存じかと思いますが、昨年のラグビーワールドカップで大活躍した南アフリカ代表選手です。日本もかなりイジメられましたよね。
そんな彼のポジションはセンターで、パナソニックで絶好調です。
こういった素晴らしい選手が、ただトライを取ることだけが俺の仕事、というのではなく、体を張って、細かいことかもしれませんが、セービングしたりジャッカルしたりして、そして結果を出すと。
パナソニックは他にも優秀な外国人選手がいますが、ディアリエンディがちょっとやばすぎるんじゃないってことで選ばせてもらいました。
全試合MVPと言っていいんじゃないかと思う活躍ぶりです。
8位:クリエル(キヤノン)CTB
キヤノンが南ア代表13番のクリエル獲得! ストーマーズのマレー、天理大出身の松山も入団https://t.co/ZHew48byGv#キヤノンイーグルス #ジェシー・クリエル #SP・マレー #松山光秀 pic.twitter.com/pSf0Mkl6xe
— ラグビーリパブリック (@RUGBY_REPUBLIC) May 15, 2019
名前:ジェシー・クリエル
出身:南アフリカ代表
生年月日:1994/02/15(25才)
身長/体重:185cm/95kg
またポジションはセンターなんですが、南アフリカ出身で、キヤノンのクリエル選手です。
ワールドカップの開幕戦のニュージーランド戦で途中出場したんですが、ふくらはぎを怪我して、大会中試合には出れなかった選手なんですが、やっぱいいですね。
上手い、速い、強い、というセンターに必要なものが揃っています。
キヤノンと言うと、SOの田村優選手とSHの田中史朗選手が目立ちますが、実は試合を作っているのは、このクリエル選手だったりします。
第3節のNEC戦では、特に素晴らしいプレーを見せているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
7位:ボスアヤコ(宗像サニックス)NO8
ボスアヤコ
一度聞いたら忘れられないでしょ。
ボスアヤコ pic.twitter.com/Ms18SFO0NH— ろぴ吉ぽんぽん (@karinchooo) May 13, 2019
名前:ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ
出身:オーストラリア
生年月日:1995/09/28(24才)
身長/体重:188cm/103kg
経歴:2017 サンウルブズ
やっとセンターじゃないポジションが出てきましたが、僕の動画を観ている人なら、納得の選出なのではないでしょうか。
宗像サニックスのボスアヤコ、NO8の選手です。
調べたところ、オーストラリアの高校代表にはなったことがあるようですね。
ボスアヤコ選手は、サンウルブズで大活躍していて、ジェイミー監督がぎりぎりまで日本代表に入れるかどうかと候補となっていた選手です。
同様なのがラブスカフニ選手で、彼は日本代表資格を得ることができたんですが、ボスアヤコ選手は、「(日本に)36カ月継続して居住」といった条件を満たすことができず、日本代表にはなれませんでした。
その鬱憤を晴らすかのようにトップリーグでは宗像サニックスで大暴れしていてます。
往年のマフィ―を感じます。マフィ―選手は今もNTTコムで現役プレイヤーですけどね。
ボスアヤコ選手の日本代表を観てみたいです。
宗像サニックスも現在、絶好調なんですが、その中心人物がボスアヤコ選手です。
ボスアヤコ選手は、DFはもちろん、運動量も凄いんですが、なによりもトライを取れるNO8というのが魅力です。
6位:ファンデンヒーファー(クボタ)FB
続いて、本日の試合STATSでゲインメータ、ボールキャリー共にトップスコアで大活躍のファンデンヒーファー選手からファンの皆さんへ!!
STATSはこちら⬇️https://t.co/kgXaPc0qz2#WEARETHEPACK #Sunwolves pic.twitter.com/ECJ2wc3GZX
— サンウルブズ/SUNWOLVES (@sunwolves) March 2, 2019
名前:ゲラード・ファンデンヒーファー
出身国:南アフリカ出身
生年月日:1989/04/13(30才)
身長/体重:192cm/102kg
経歴:2016 ヤマハ発動機→2018 クボタへ
・2018 サンウルブズ
6位は南アフリカ出身のFBのファンデンヒーファー選手(クボタ)です。
彼は、2016年にはヤマハにいて、その後、サンウルブズに選出され、2018年からクボタに加入した選手です。
クボタとヤマハの試合でのファンデンヒーファー選手の気合は凄いものがありました。
僕がファンデンヒーファー選手が好きな理由は、顔はバリバリ外国人なのに、表現の仕方や、愚直な感じや気合が入っている様子が日本人にしか見えないところです。
皆、リーチマイケル選手が日本人にしか見えないって言いますけど、あの感じですね。
「絶対勝ってやる」
「俺はプロで金のためにやってるんじゃない、チームが勝つためにやってんだ」
といった想いが全面に出ている選手で、去年から大好きなんです。
今年も絶好超なんですが、たまーに肝心なところでノックオンしてしまって、はー、っていうところは嘆いちゃったりするんですけどね。
キッカーでもありますし、キックも飛ぶしやっぱり強いし速い。
こんな選手がフルバックにいたらチームはいいですよね。
第5位から1位の発表はまた明日のお届けします!
https://rugby.koi-comm.jp/?p=1193