こんにちは、筆者です。
昨日は母校慶應大学と明治大学の観戦日記を書かせてもらいましたが、
今日は同じ、11月10日@秩父宮で行われたもう1試合、
早稲田VS帝京 の観戦日記を書こうと思います。
いやはや、、本当に素晴らしい試合でした。
結果は、ご存知の方も多いと思いますが、
早稲田 VS 帝京 = 34-32
最後1プレイで魂のキャプテン:斎藤直人選手の逆転トライでノーサイドを迎えました。
(画像:https://www.wasedarugby.com/)
早稲田が帝京に公式戦で勝ったのは実に9年ぶり。
本当に去年までの大学ラグビーは帝京大学の独壇場だったことがここでも伺えます。
その帝京大学9連覇の立役者達が今回の日本W杯で大活躍したことも周知の事実。
(姫野・流・堀江・中村・松田etc)
大学ラグビーは完全に群雄割拠の時代に入りました。
その中、慶應が少し乗り遅れている感は否めないですが、ぜひ食らいついてもらいたいところです。
試合の流れはそれこそ「シーソーゲーム」
早稲田がトライを取れば、すぐに帝京が追いつく。
そして後半、帝京が8点差まで引き離すも、早稲田が最後残り10分で2トライを奪い逆転。
W杯並みの好試合で、W杯効果で2万人以上集まった秩父宮は歓喜に沸きました。
今年の早稲田は
「仕上げてきたな~」という感じです。
最後の最後で日本代表候補から落選してしまったキャプテン、スクラムハーフの斎藤直人がしっかりとチームをまとめてきたことが試合全体から感じられました。
彼は間違いなく、4年後のW杯のメンバーには入ってくるでしょう。
そして、その夫婦役でもあるスタンドオフの岸岡智樹。
(画像:https://www.wasedarugby.com/)
相変わらずの視野の広さとゲームメイキングは圧巻です。
彼も間違いなく4年後、代表に絡んでくるはず。
何気にこの二人は、不思議な関係だったりします。
1年から共に早稲田でレギュラーになるも、実は高校時代、花園決勝で敵・味方で戦っている。
斎藤直人=桐蔭学園
岸岡智樹=東海大仰星
結果は、東海大仰星の優勝で終わりましたが、その二人が今度は同じチームメイトで戦う。
これも、ラグビーの魅力ですね。
帝京も頑張った。
途中主力メンバーである、ハットトリックをしたWTB尾崎泰雅や、学生離れしているパワーを持つNO8安田司が怪我で途中退場したことがとても痛かったが、
(写真:https://www.teikyo-sports.jp/)
名将:岩出監督は一切言い訳をしないのもカッコよかった。
明治戦、慶應戦・大学選手権トーナメントでは、また復活してくるでしょう。
やっぱ、帝京はしぶといw
今日の最後に、、
ご存知の方も多いと思いいますが、伝統的に
■ 横の早稲田
■ 縦の明治
というラグビースタイルが両校の文化です。
つまり、伝統的にBKの早稲田、FWの明治という構造。
だからこの「縦・横」の戦いである早明戦は毎年ドラマが生まれまくる。
ただ、ずっと大学ラグビーを30年以上追っかけている筆者としては、この両校の勝利の方程式を感じております。
その方程式とは、
■ FWが強い年の早稲田は優勝する
■ BKが強い年の明治は優勝する
つまり、強みじゃない方が充実している年は爆発する両校なんです。
・・・こう書くと当たり前に聞こえるけど、、笑
今年は、明治も早稲田も正にそのスパイラルに入っている。
昨日の早稲田は強い帝京FWに負けてなかった。
昨日の明治はBKで慶應を粉砕した。
こういうチームの時に、つええんだよな~
今、ラグビー協会の副理事をやっている清宮克幸がNO8でが引っ張った年の早稲田。
あの伝説WTB吉田義人が引っ張った明治。。。
(写真:https://www.yoshihitoyoshida.com/)
本当に強かった。
いやはや、、まじで12月1日の早明戦はくっそ楽しみです。
NHKでも放送するので、ぜひ観戦してみてください。
W杯ロスが吹き飛ぶと思います。
ではではw