2023年ラグビーワールドカップ日本代表「10番SO」候補はこの選手!前回につづいて、2023年のラグビーワールドカップフランス大会で日本代表の司令塔「10番」を背負う選手候補について見ていきます。

前回は、NumberWebで特集された松田力也選手、岸岡智樹選手、山沢京平選手、山沢拓也選手と伊藤大祐選手について見ていきました。

2023年ラグビーW杯10番は誰だ?田村優がつなぐ日本代表スタンドオフ候補は彼らだ!!

特集された5選手だけでは面白くないので、追加で7選手をご紹介したいと思います!

2023年ラグビーワールドカップ日本代表10番は誰だ?

NumberWebで挙げられた5選手以外にも素敵なスタンドオフの選手はいるよ、ということで、僕の好きな選手だったりの選択もありますが、日本代表候補の選手をご紹介してまいります。

この中から日本代表選手が選ばれたらぜひ、その時は褒めてください笑

田村照(26→30歳)

1人目は田村照(たむらひかる)選手です。4年後にはお兄さんである田村優選手の日本代表時代の年齢に追いつくということです。

田村照選手は、トップリーグサントリーのスタンドオフとして非凡な才能を見せています。

お兄さんに比べると突破力が特徴です。

これは有名な話なんですが、田村兄弟は元々は弟の照選手の方が才能があると言われていたとのこと。そんな中、兄の田村優選手はめちゃめちゃ努力をした、ということを解説者の村上さんがおっしゃっていました。そして、その努力の結果、いつのまにか評価が逆転したということです。

それを見ている田村照選手も絶対に努力をしているはずなので、可能性は全然あると思います。

そのためには、お兄さんに比べて劣っているゲームメーキングと視野とアイディア、判断力というところをトップリーグで経験を積んで磨いているところかと思います。突破力に関しては、お兄さんより上と僕は思っています。

顔も似ているのでサントリーの試合を観る時は要チェックしてみてください。

小倉順平(27→31歳)

2人目は、どうしてもいれたい!小倉順平選手。4年後も31歳なので、全然、行けます!

小倉順平選手はトップリーグNTTコミュニケーションズのスタンドオフの選手です。

NTTコミュニケーションズにはリアリーファノ選手という世界的なスタンドオフの選手が今年から移籍しているので、前半はリザーブのことが多く、後半から出たりしています。

小倉順平選手は、高校が桐蔭学園→早稲田大学と、伊藤大祐選手ラインです。

才能の固まりの選手です。

日本代表キャップもあるんですが、今一歩届かない。

ゲームメーキング、判断力、アイディアはトップクラスだと思うんですが、キックも上手いし。もしかしたら全体的に能力はあるものの、突出しているものが少ないのか、他のライバル選手よりも少ないのかもしれないです。

僕が日本人のスタンドオフ選手を見たいとなった時に、小倉順平選手は避けては通れない存在です。

NTTコミュニケーションズで良い経験が積める思うので、沢山試合に出てもらって、隣にいるリアリーファノ選手からスキルを盗みまくれば、更にうまくなるんじゃないかと思います。

中楠一期(19→23歳)慶應

僕の今日一のえこひいきが、中楠一期(なかくすいちご)選手です。

慶應大学のなんと今年で2年生。昨年、国学院久我山から進学してきたばかりの選手です。

国学院久我山時代は花園には出場できなかったのですが、その時から有名な選手でした。

そんな選手が慶應大学に入って、昨年の慶應大学の成績は思わしく無かったですが、彼の非凡な才能に一気に惚れました。

何よりも、大胆さ。この若さで、先輩たちがいる中で、強気で大胆な感じがいいなと思います。

慶應大学でスタンドオフをやっているので、ディフェンスもどんどんと強くなるというのがあります。

日々、早稲田大学や明治大学に勝つために練習していると思いますが、大学で経験をどんどんと積んで頂きたい。

慶應大学のスタンドオフと言えば、古田京選手も入れたいところなのですが、彼は医者を目指しているということで、ここには入ってきませんが、一昨年のキャプテンの後釜ではないですが、慶應を代表するスタンドオフとして活躍が期待の上に、才能があるので、未来の代表候補として申し分ない選手です。

慶大ラグビー部主将、初の医学生。古田京が実践する究極の文武両道。

慶應での成長に期待ですし、何よりも、慶應勝利のために頑張ってもらいたい選手です。

松永拓朗(21→25歳)

つづいて、4人目5人目は、松永拓朗選手と貫太選手兄弟です。

松永拓朗選手が天理大学、貫太選手は筑波大学で、年も1歳違いです。

天理大学は今年の大学選手権準決勝で、早稲田にぼろ負けしてしまいましたが、フィフィタ選手も松永選手もまだいるので、今年の天理は要注意です。

松永拓朗選手は2年生の時から見ていますが、ゲームメーキング、キック、突破力、判断力があるんですが、いつも怪我をしているので、完璧な万全な状態の松永拓朗選手のプレーを見たいところです。

素晴らしい才能を持った選手で、中でもゲームメーキング能力ですね。

去年の天理大学が関西リーグの予選をあんなに省エネで勝てたのは、間違いなく松永拓朗選手のゲームメーキング能力が上がったからでしょう。それ故、どうしても期待しちゃう選手です。

松永貫太(20→24歳)

松永貫太選手は、実はフルバック(FB)で活躍していて、ここまで慶應をいじめてくれてと見ていた選手です笑

高校時代はスタンドオフの選手だったそうで、フルバックとしてプレーしていますが、いずれスタンドオフに戻るということで、そうだとしてあら、これは相当面白いことになるなと思います。

松永貫太選手がスタンドオフのポジションに入ったとしたら、山沢京平選手並みがそれ以上の突破力が見られるんじゃないかと。

スタンドオフはもちろん、突破力だけじゃダメなので、ゲームメーキング能力や判断力というのがこれからどうなるかというところですが、あのランニング能力を見てしまうと、どうしても日本代表として見たい選手です。

僕としては、ポジションはフルバックでもスタンドオフでもいいので、松永貫太選手が代表選手としてプレーするのが見たい、という所でございます。

丸山凛太朗(20→24歳)

つづきまして、忘れてはいけない東海大学のスタンドオフの丸山凛太朗選手です。

東福岡高校時代から絶好調で、今年は、眞野泰地選手と丸山凛太朗選手がスタンドオフで、筑波戦では眞野泰地選手がセンターの黄金ラインが見れて、楽しかったんですけど、大学選手権では明治に一歩及ばずでした。

丸山凛太朗選手は、なんといっても群を抜いてキックパスが上手い。

これからのラグビーにとってキックパスは絶対に必要で、1㎝単位でここに落とそう、という風に蹴れる選手ということが1つ。

そして、大学選手権の明治戦、筑波戦で見せた彼の強気なディフェンスが好きです。

スタンドオフはディフェンスとなった時にポイントに近いので、でかいガタイのフォワードの選手に向かっていかなきゃいけないときがあるんです。

そこに、ちょっとでも踏ん張れるスタンドオフがいると、チームが楽になるんです。

丸山凛太朗選手は173㎝と小柄にも関わらずのディフェンスにみせる気の強さが最高な選手です。

ここまでで終えようと思ったのですが、スペースの関係でもう一人ご紹介できるということで選んだのがこちらの選手。

伊藤耕太郎(18→22歳)

僕が花園でファンになったのが国学院栃木高校のスタンドオフの伊藤耕太郎選手です。

伊藤耕太郎選手は、明治大学に進学することが決まっています。

そう、明治大学の伊藤耕太郎選手と早稲田大学の伊藤大祐選手の対決が今から最高に楽しみです。

明治大学でめきめき成長することが期待されます。

明治大学のスタンドオフは、田村優選手もそうでしたが、強いフォワードを擁するので、フォワードの使いかたが異常に上手くなるんです。

それに対して早稲田大学では、フォワードが劣勢の試合があるため、劣勢の中でもどのようにゲームメーキングをするのか、ということで、岸岡選手はどんどんうまくなっていったというのがあるんじゃないかと思います。

伊藤耕太郎選手は、花園の報徳学園戦では良いプレーを見せていたのが印象的です。

田村優選手が、母校の国学院栃木に出向いた再に、伊藤耕太郎選手と直接、話をする機会があったそうで、それをきっかけにマインドが変わったそうですね。可能性が感じられる選手なので、明治大学での活躍と成長が超楽しみの選手です。

以上、

田村優がつないだ「10番」はだれに?頼もしい若き司令塔たちの躍動。次のW杯の「10番」は誰だ?の12選手をご紹介してまいりました。

前回のWフェラーリ特集につづいて、こんなポジションもやって欲しいというお声がありましたら、ぜひ、コメント欄で教えていただければと思います!

 

次のラグビーW杯10番は誰だ?【動画】

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