ノーサイドゲーム9話ネタバレ感想「脇坂がムカつきすぎる!」 

今日は筆者の大好きなドラマ「ノーサイド・ゲーム」9月8日放送分の感想を書いていきます。

 

録画はしているけどまだ観てなくてこれからという方は、どうか先にドラマを観てから、ここに戻ってきてください。

 

ネタバレOKという方はこのままどうぞ。

 

 

それでは参ります。

 

 

いや~~~ムカつきますよね~~~

 

「脇坂」

 

マッジで大嫌い、あーいう人間。

 

だけどいましたから、あーいう人間。

 

たくさん見てきましたから、あーいう人間。

 

 

当然僕は原作を読んでからテレビを見たので最初からこの脇坂が最後の黒幕だというのは知っていた。

 

だからTBSさんは誰をキャスティングするんだろう?

 

と思って楽しみにしてたら、

 

「石川禅」という方で全く知らない俳優の方だった。

 

このシリーズのドラマスタッフ陣はこういう意外なキャスティングを定期的にするから「既視感」なく楽しめる側面もある。

 

ちょっと調べたところホリプロ所属の、いつもはミュージカルを中心に活動されている方みたいです。

(写真:ホリプロオフィシャルサイトより)

 

芸歴も長いからなのか、最高に味が出てていい感じ。

 

 

一応、付き合いで妻も観ててくれているが、話したくてしようがなかったけど、我慢してた 笑

 

 

案の定、妻はやはり僕のあの時を知っているから昨日観ながら

 

 

「うわ! また出たこういう人!

 

ほんと大っ嫌い!!」

 

 

と、言ってたので苦笑いしてしまいました。

 

 

もしかしたらドラマには興味ないけど、なぜ僕だけでなくネットでもこの

 

「脇坂」

 

が、たった1夜でここまで嫌われたのか?

 

知りたい方もいるかもだから簡単にご説明申し上げます。

 

 

ノーサイドゲームの主人公はご存知、大泉洋が演じる君嶋。

 

彼はもともとTOKIWA自動車の経営企画室にいて、絶えず営業部と喧嘩する立場でいた。

 

その営業部TOPが上川隆也演じる滝川。

 

ちなみに君嶋が最も尊敬する直属の上司が問題の「脇坂」だ。

 

 

第1話で天敵 滝川と君嶋がめちゃくちゃやり合い、最終的には君嶋が勝つが、それが原因か総務部という名の府中工場に飛ばされラグビー部のGMをやることになる。

 

そこからの熱いラグビードラマが始まるのだが、、

 

 

君嶋はラグビーが大嫌いだ。

 

だけど、天敵:滝川を見返すために日々精進し、ラグビー部も強くして、収益もあげ始める。

 

 

滝川は毎年14億もの赤字を出しているラグビー部を廃部するよう圧力をかけるが、その都度君嶋はきちっと成果を出すと滝川は、廃部までは追い込まないところがあった。

 

(昨日の会で実は滝川はラグビーが大好きだったことが判明。ずるいよな~上川隆也…絶対に好感度上がるw)

 

 

その滝川がある大きなM&A案件で会社に利益を上げようとする中、君嶋は偶然にそのM&Aをする相手側の会社の不祥事を見付けてしまう。

 

 

君嶋は、あくまでも会社の為思ってその不祥事を脇坂に報告するのだが、、、

 

 

脇坂はそのネタを元に自分の出世の為、滝川を陥れる為に君嶋に相談なく暴走する。

 

 

結果、滝川は飛ばされ、脇坂が出世。

 

 

ほんとひでえ。

 

だけど、これだけで終わらないのが、脇坂の恐ろしいところだ。

 

ある意味、自分の出世に役立った君嶋を今度は排除しようとしだす。

 

厳密にいうと、そこまで尽くしてくれた部下が今、一生懸命すべてをかけてやっている仕事=ラグビー部を奪おうとする。

 

あーーーー恐ろし。

 

 

「俺は邪魔なものは

全部切り捨ててきた」

 

 

だってw 全然カッコよくねえから。

 

 

そして昨日の最後の最後に実は君嶋を府中工場に飛ばしたのは、天敵だと思っていた滝川じゃなくこの脇坂だったという衝撃事実を知る。

 

天敵だと思っていた滝川が君嶋をずっと認めていたのに対して、尊敬もし信頼してた脇坂が君嶋を利用するだけ利用してただけだった。

 

 

ざっくり書きましたが、こんな流れです。

 

 

つまり、脇坂という人間は

 

■ 自分の出世の為なら利用するものは利用し価値がなくなったらポイ捨て男 です。

 

確かに、そういう一面を持つべきだ。

 

ビジネスは馴れ合いじゃない。

 

 

だけど所詮、人と人。

 

最低限の「義理・人情」はある訳です。

 

 

最初の頃でいうと、滝川は幾ら自分が大好きなラグビー部でも

 

■ 会社の利益の為にラグビー部を廃部すべき

 

というスタンスだから、成果が出る可能性が残っているなら継続すべきと言う判断をしていた。

 

 

対して、脇坂はどんな手を使ってでも

 

■ ラグビー部を廃部にすれば自分の手柄になる

 

 

というスタンスだから、みんなマジでムカつくんですよ。

 

 

そしてなんとなくその暗躍を感づいている君嶋、

 

あんなに尽くしてくれた部下をも排除しようとする。

 

脇坂にとって君嶋は、危険分子・爆弾ですから。

 

 

まあ、最低な訳です。

 

 

これ、ドラマの話ですが普通にありますから。

 

普通に経験しましたから。

 

 

まあ、ドラマですから脇坂の命運は来週どうなるか想像は付くと思いますが、世の中、こうやってのし上がっていく奴がクッソ多い。

 

だから、脇坂みたいな奴との戦い方は2つ。

 

 

■ そういう魑魅魍魎な世界で勝ち続ける為には何をすべきか?

 

 

を、考え抜き行動し続けるか

 

 

■ そういう世界から抜け出す

 

 

です。

 

 

僕は両方の感情を経験した。

 

 

戦い方は全く違います。

 

 

気をつけましょう。

 

 

では!

 

 

(変な終わり方w)

 

 

PS

 

それにしても、池井戸さんはこういう

 

「サラリーマンがマジでムカつく上司」を書かせたら右に出るものいないな〜

 

なんていうか、大半の人は

 

「さすがにそこまではしないでしょう」とフィクションを感じる時が多いけど、池井戸さんは凄く「リアル」

 

 

俺の予想、、、絶対に池井戸さんもサラリーマン時代、そういう嫌な上司の下に付きまくっていたと思われる。

 

 

いつか聞いてみたいところですw