ノーサイドゲーム最終回ネタバレ感想「大号泣!そしてノーサイドゲームロス・・・」 

いきなりですが、まあ~ 一言で言って

 

「ノーサイド・ゲーム ロス」を普通に味わっております。

 

 

毎週日曜の楽しみが1つ減ったことが普通に寂しい。。

 

 

最終回はお約束で大号泣してしまいました。

 

 

なぜか、観てなかった娘も最終回だけは一緒にみたのですが、途中からドラマよりも僕が泣いている方が楽しかったらしく、

 

「ママ~~また、パパ泣いてる~~」

 

と、バカにしまくってたので、途中から感情を押し殺して観て、2人が寝静まった後、気持ちよく何回も泣きながら朝の5時まで10回くらい観てやりましたw

 

 

いや~~よかったー!

 

やったね!君嶋!!!

 

やったね!アストロズ!!!!

 

 

小説を読んだ時からこの作品で一番伝えたいことは

 

「これだ」と思ってたことがあり、

 

キチッとテレビでもそれを伝えてくれて嬉しかった。

 

 

ノーサイド・ゲームはぶっちゃけ

 

「ベタベタ」な作品です。

 

 

強いていえば、神話の法則に近い。

 

 

「神話の法則の型」というのものがあります。

 

 

それがこれ。

 

「神話の法則の型」

 

1.日常の世界

2.冒険へのいざない

3.冒険の拒絶

4.賢者との出会い

5.第一関門突破

6.敵との戦い・仲間との出会い

7.最も危険な場所への接近

8.最大の試練

9.報酬

10.帰路

11.復活

12.帰還

 

簡単に言うと

 

■主人公が困難にあい、

 

■ それを乗り越え

 

■ 達成する

 

という、名作スラムダンクやドラゴンボールを生み出した、少年ジャンプの永遠のテーマであります。

 

 

「ベタ」だが視聴者はその「ベタ」を求めるし、お約束でも爽快感を味わえる。

 

水戸黄門やドクターXの1話ストーリーもこの流れで作られている。

 

 

だけど、人は「変化球」を求める生き物でもあるので、中には最終回で主人公が達成できなかったり、

 

最後の結論をあやふやにして視聴者に考えさせる作品も増えました。

 

 

小説はそっちの方が多いですけど。

 

(芥川龍之介の羅生門から生まれたものとも言われている)

 

 

ノーサイド・ゲームはそのベタを堂々と描いた作品だ。

 

 

■ 一流企業でエリートコースを突っ走ってる君嶋

■ 上司にたてついたことがキッカケで左遷

■ 大嫌いなラグビーの仕事をやらなきゃいけなくなる

■ 最初は苦痛でしようがなかったが、次第に心境の変化が・・・

■ チームメイトの仲間と数々の困難を乗り越えていく

■ 最後は敵(脇坂+サイクロンズ)を倒してHAPPY END

 

 

妻は、

 

「ほんとよかったね

 

最後、アストロズ勝って

 

私、HAPPY ENDじゃない作品

 

大嫌い」

 

 

と言っていたが、僕がよくこんな話をしているからでしょう。

 

 

ベタベタなSTORYであるが、僕はこの作品の1番のテーマはこれだと思う。

 

(池井戸さんは、一番これを伝えたかったんじゃないかな???)

 

 

「嫌な仕事でも目の前のことにBESTを尽くせば、未来は切り拓かれる」

 

半沢直樹もそうだけど、

 

(来年の3月にドラマになるからネタバレになるかな?)

 

 

サラリーマンで出世コースを歩んでいた人間が、何かのキッカケで左遷されるも、

 

そこで頑張ってまた成果を出し本社に戻る作品を池井戸さんはよく描く。

 

 

・・・そんなの普通有り得ない……

 

 

サラリーマンは、一度失敗したら大半はそこで腐って終わるから。

 

 

最後、サラッとしか説明してないけど、主人公君嶋はアストロズが優勝した後、経営企画室の室長として本社に戻る。

 

 

また、ドラマでは描いでなかったけど、小説ではラグビー協会からもオファーが来て、その後の日本ラグビー発展の為の仕事も兼任することになる。

 

さらに言うと、前回で実はいい奴だと分かった君嶋の天敵、脇坂が飛ばした滝川は、社長候補になっている。

 

 

気持ちいいくらいのHAPPY ENDだ。

 

 

昨日は嫌々サラリーマンやっているなら、とっとと辞めちまえ!と言ったけど、今日は真逆w

 

 

一度、飛ばされたくらいで腐るな!ですです。

 

 

・・・だけど、リアルはそんなに甘くないんだよね。。。

 

 

だから、どっちが正しいかなんて分からない。

 

 

だけど、こう言える。

 

 

■ 君嶋が飛ばされた時点で会社を辞めても絶対にRe Startできた

 

■ 君嶋は飛ばされたけど、そこで腐らなかったからRe Startできた

 

 

上の選択肢だったら

 

「起業家君嶋」とか「新天地君嶋」みたいな全く違うドラマになってたでしょう

 

(すんげえ、つまんなそうw)

 

 

結局、みんな「幸せ」になりたい。

 

それがサラリーマンとしてなのか、起業家としてなのかなんて側の話。

 

 

だけど、大事なのは

 

「君嶋は嫌なラグビーの仕事だったけど、絶えず前向きにやった」

 

ということです。

 

 

だから未来が切り拓かれた。

 

 

そして、大嫌いだったラグビーを好きになり、新しい趣味も増えた 笑

 

 

仮に頑張るも前向きにやれなかったら、辞めちまえばいい。

 

 

別に派手なことなんてしなくていい、、

 

普通に生きよう!と思っても人間って要所要所で選択せざる得なくなる。

 

 

それもかなりキツめの選択。

 

 

その時に、どういう基準で選択するか?

 

 

それは、

 

 

「頑張れるか」

 

「継続できるか」

 

 

です。

 

 

これ、副業で何をやっていいか?分からない人によくディレクションすることに近い。

 

 

「これがやりたい!」

 

と思える人間はそれをやればいい。

 

 

だけど、大半はそんなもんない人ばかりです。

 

 

だからそういう人に僕はこう言います。

 

 

「なんだったら続けられそう?」

 

 

君嶋が、クッソ腐ってテキトウにラグビーの仕事をしてたら、こんなHAPPY ENDはなかった。

 

目の前のことを一生懸命やることで新しい未来が切り拓かれる。

 

ちょうどこのタイミングで、昨日NHKと日テレのコラボ企画で、ラグビーW杯の事前盛り上げ番組をやっていた。

 

その時に、53歳の若さでなくなった平尾選手の特集もやってたんだけど、、

 

(これまた泣きすぎて目が腫れた)

 

 

スーパースター平尾選手も

 

「先のことなんて分からない。

 

目の前のことを一生懸命やるだけ。

 

そうしたら自然と先が見えてくる」

 

的なことを生前に言っていた。

 

 

やっぱ、成功者は単純だよな~~~~~

 

 

「一生懸命頑張るだけ」

 

 

なんか、バカっぽい記事になってしまいましたが

 

みんな分かっているけど、なかなかできない本質。

 

 

それを、あーやって、小説やドラマで描いてくれている人たちがいる。

 

 

うん 期待に応えようじゃないか!!!

 

 

ではでは

 

 

(なんだこれ?w)