遂に始まりました!
個人的にはW杯より母校の対抗戦が気になってしまう……苦笑
去年、優勝を狙えるチームだっただけに残念な結果でしたが、今年はどんな感じなんだろう?と思い、楽しみに青学戦を観戦しました。
ですが、既に結果は慶應大学ラグビー部メルマガで知る……
「35対3」で勝利。
・・・マジか。。。青学相手に35点しか取れなかったのか、、
というのが正直な感想でした。
今年は春の大会も良い結果を残せてないだけに、この結果は先を不安にさせる材料でしかなかった。。
だけど、俺は慶應ラグビー部ファン!
変わらず応援するぜ!!と思い、JSPORTSで試合観戦。
その感想を、箇条書きでお伝えしたいと思います。
それでは、参りましょう。
■ 今年はバイスキャプテン FL川合とNO8山本凱のチーム
キャプテンの栗原選手が出てなかったから彼抜きで言うと、、
去年から活躍しまくってたこの2人が目立ちまくっていた。
個人的には川合くんの大ファンでもあるが、やはり今年もこの2人は別格。
多分、大学ラガーマンの中でもTOPクラスの2人でしょう。
彼らがボールを持つと流れが変わる。
2人ともback row陣なのが慶應っぽいw
だけど、彼らは去年から活躍しているから絶対に敵にはマークされる。
僕がやってた時に、一年に野澤武史というバケモンがいた。
彼が一年生だった時の活躍はハンパない。
だけど、やはり2年生以降は敵からも執拗にマークされ、思うようなパフォーマンスを発揮できなかった。
だから、今年の慶應もこの2人以外のスターが現れなきゃならないと
観戦後、真っ先に思った。
それを期待させる新人がこの人、、
■ 新入生SO 中楠 一期(なかくす いちご 珍しい名前だ……)
國學院久我山高校出身の1年生。
去年、國學院久我山は東京都予選の決勝で早稲田実業に負けて花園には出ていない。
だから彼のことを余り知らなかったけど、、
うん。去年の医学部主将の古田京選手の代わりに相応しい選手だと知れたのが今回の試合で一番の発見かもしれない。
特にSOとして重要なパスワークやキックよりも
「自分で突破しよう」という意識が素晴らしい。
こういうSOは大好きだ。
■ スクラム・ラインアウトのセットプレイはいい感じ
※画像:4years.より
本当に本当に大事なセットプレイ。
他校に比べて人材に乏しい慶應は、このセットプレイには命をかけなきゃいけない。
まだ、強豪校と戦ってないから未知数な部分もあるが、かなりいい感じに仕上がっていると思う。
去年一年から試合に出たスターである原田衛くんも、素晴らしい選手だがセットプレイには少し疑問点が残っていた。
が、
2年生になりかなり中心人物になっている気がする。
たのんます!
■ 相変わらず「取り切る強さ」がない慶應
※写真は2014年の対抗戦
慶應は本当に練習をする。
自分たちが他校と比べて才能がないのを分かっているからこそ、練習量でカバーをする精神は未だ健在だ。
だから、セットプレイからの一次攻撃+二次攻撃までは素晴らしい。
だけど、そこでトライを取りきれないと辛い時間帯が訪れる。
去年のチームは素晴らしかったが、強いて言えば弱点はそこだった。
「ルールにない時間をどう戦うか?」
事前に準備しているのはいい。
だけど、試合は何が起こるか分からない。
そこで、
「取り切る強さ」
で一番大事なのは、ハングリー精神だと思う。
サッカー日本代表がMFに優秀な人が多いのに、ストライカーになかなかスターが現れない理由。
欧米は、狩猟民族だから・・・という理由で片付けちゃいけない。
農耕民族を舐めんな!!!
・・・失礼致しましたw
練習ではやってないこと、イレギュラーなことが起きた時。
そこでガムシャラにトライを取る姿勢・・・
慶應ラグビー部の一番の弱点は今年も健在だった。
ここをなんとかしないと、これからの早稲田・帝京・明治、、
もっと言えば今週の筑波には勝てない。
一ファンとして心から応援しております。
頑張れ! 慶應!!!